はじめまして、こんにちは。pom_1015です。
皆さん、植物はお好きですか?
私は植物が大好きで、気がつけば6畳ほどの部屋に30株以上の植物を育てるようになってしまいました。
いろいろな種類を育てていると、植物ごとに「得意な季節」があることに気づかされます。夏にぐんぐん育つ子もいれば、冬のほうが元気な子もいて、小さな部屋の中でも季節の移ろいを感じられたりして癒されます。
ちなみに、日本でよく見かける観葉植物の多くは「夏型」と呼ばれるタイプで、だいたい4月〜9月ごろにかけて成長が盛んになります。うちの植物たちもまさに今、新芽がチラホラと顔を出してくれていて、それだけで嬉しくなります。
今回は、そんな植物を育てていて感じる「芽ぶきの喜び」や、植物との暮らしについて自由に綴っていけたらと思います。
※植物の名前や情報については、あくまで趣味の範囲なので、間違えている場合があります。ご了承ください。
シェフレラ トリネッティ
シェフレラ トリネッティ
鮮やかなグリーンとイエローが綺麗な育てやすい植物。斑入り(ふいり)といって緑の葉にクリーム色~黄色の模様が入り、よく日に当てて育てると、綺麗な黄色の斑が入ったり、逆に暗いと斑があまり入らず緑単色に近くなったり、育て方次第で姿が変わる面白い植物です。こうして改めて見てみると、葉によって斑の入り方が結構違っていますね。
そして、赤い矢印のさきにあるのがちょうど出てきたばかりの新芽です。この新芽も、これからどのくらい日を浴びて育つかによって、どんな模様になるのかが変わってくるので、成長の過程がとても楽しみです。
ザミオクルカス
ザミオクルカス
左の小さな鉢の中、左側に伸びている2本の植物はザミオクルカス。そして、同じ鉢の右側の小さな黒っぽい芽、さらには隣の緑の鉢の植物が、ザミオクルカス・レイブンです。ザミオクルカスは深い緑色の葉を持つのに対し、レイブンは葉全体が真っ黒になるのが大きな特徴。ツヤツヤしていて肉厚、光沢のある黒が魅力的なんです。あれ、緑の鉢にも緑の葉をつけたものがありますね…。実は、これだんだんと黒に染まっていくんです。下の画像のように葉の先の方からじわじわと黒くなっていきます。その変化の過程を見るのもまた楽しみの一つです。
ザミオクルカス・レイブン
ザミオクルカスの魅力は見た目だけではありません。
じつはこのザミオクルカス、とても生命力が強く、植物を増やすのが楽しい品種でもあるんです。多くの観葉植物は、「茎挿し」や「取り木」といった、茎を使った増やし方が一般的ですが、ザミオクルカスは葉挿しが可能!
つまり、葉っぱを1枚もぎ取って、土の上に置いておくだけで根が出て、新しい株が育ってくるんです。
しかも、ザミオクルカスはサトイモ科の植物ということもあり、葉から小さな塊茎(いも)のようなものができて、そこから根が伸びてくるという独特な増え方をします。
下の画像は、実際に葉っぱをもぎって育てた様子。根元にはぷっくりとしたイモ状の部分ができていて、そこからしっかり根が出ています。
ザミオクルカス 葉挿し
こんな感じで葉っぱをもぎっていたら、いつのまにか小さな鉢に3株増えました。こうやって植物を自分の手で増やす体験をすると、不思議とその植物への愛着がぐっと深まります。そして気づけば、「もう少し増やしてみようかな」と思ってしまう——そうして、植物沼はさらに深くなるのでした…
ビカクシダ
ビカクシダ
個人的にもかなりお気に入りの植物「ビカクシダ」について。
ビカクシダは、樹木などにくっついて生活する着生シダ植物で、我が家では板に付けて壁に飾って育てています。まるでインテリアの一部のように楽しめる、観葉植物の中でもとてもユニークな存在です。
最近では園芸ショップやインテリア雑誌でもよく見かけるようになったビカクシダ。人気の背景には、以下のような理由があると思います。
・インテリア性の高さ
独特な葉の形が魅力で、まるで鹿の角のように広がる姿は壁に飾るだけで空間のアクセントに。
・品種の多様さ
葉の色や形、質感などが品種によって大きく異なり、集める楽しみも。
ちなみに、ビカクシダは和名で「麋角羊歯(びかくしだ)」と書きます。「麋角(びかく)」とは「鹿の角」のこと。まさにその姿が名前の由来なんですね。
上の写真では、手前がグリーンビーチー、奥が交配親不明の個体です。
品種によって緑の濃さが異なったり、胞子葉や貯水葉の形が違ったり、とにかく個性豊か。私は個人的に、貯水葉がトゲトゲしているタイプが好みです。
ビカクシダの葉についてちょっと解説
胞子葉(ほうしよう)
長く伸びている葉。成熟すると、裏側に胞子をつけることがあります。
貯水葉(ちょすいよう)
茶色で枯れたように見える葉。実はこれが重要な部分で、もともとは緑色で展開し、時間とともに茶色く変化。自生地では、木に着生して落ちてくる水や養分をためる働きを担っています。
ビカクシダ
私がこのビカクシダを購入した当初は、上の画像のように胞子葉も数本、貯水葉も小さな状態でした。
それが、数年かけて手塩にかけて育てた結果、今では結構立派なサイズに!
葉が広がる姿、貯水葉が重なる様子、そしてじわじわと成長していく姿…
やっぱり、ビカクシダはカッコいい植物です。
ビカクシダ 子株
あとあと、ビカクシダといえば、品種にもよりますが、たくさんの子株を吹くことがあります。我が家のグリーンビーチーも例外ではなく、多くの子株をつけてくれました。そのうちのひとつをもぎって新たな株として育て始めています。最近ではしっかりと根付いた様子が見られ、今、最も成長が楽しみな株です。
最後に
6畳ほどの部屋に30株以上の植物を育てていると、どうしてもスペースの問題が出てきます。特に悩ましいのが、「それぞれの植物にしっかり光を当てること」。太陽の光が部屋全体に届くわけではないので、植物用のLEDライトを2基使って光の補助をしています。これがとても明るくて頼れる存在なのですが、ひとつ問題が…。
ちょうど在宅勤務のデスクの背後にライトがきてしまい、WEB会議のときに強烈な逆光になってしまうんです。(背景にモザイクを入れるので眩しくはないと思います。多分…)時々画面越しに見ると、私の顔が真っ黒なシルエット状態になることがあります。そろそろ普通の照明を買わないとなぁ…と日々思っているところです。
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